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LGBTQ+の方の住宅取得について
こんにちは、住宅購入診断士の藤原です。
この数年で日本でもレインボーパレードをはじめとして
地道な活動やメディアでの発信等を通じて
LGBTQという言葉に代表される
性的マイノリティの方の認知が上がってきました。
その流れの影響か、2023年10月現在、
同性カップルの住宅取得についても
ルールが緩和されてきています。
代表的なのは住宅ローン。
以前は限られた金融機関でしか取扱いがありませんでしたが
現在はフラット35をはじめ多くの金融機関でローンが組めるようになりました。
※※ 以下抜粋 ※※
2023年1月から同性パートナーの方とも連帯債務でお申込みいただけます。
住宅ローンの商品の一つ、全期間固定金利型ローンの代表格である「フラット35」が2023年1月から同性カップルも利用できるようになりました。
以前は同性カップルが家を買おうとした場合、一方が単独で住宅ローンを組むことを余儀なくされてきました。
どちらかの名義で購入し、パートナーは表に出ない形で(非公式に)ローンの一部を負担して、事実上、二人で住宅ローンを支払っていくようにしていたと思いますが、購入名義の方が亡くなった場合、そのパートナーには法的な権利がないため、(亡くなった方の親族が同性愛に無理解な場合)長年住んでいた家を追い出されることもありました(結婚が認められていないがゆえの悲劇です)。
2015年、渋谷区が条例で同性パートナーシップ証明制度を創設することを発表したことを受けて、企業が同性パートナーも配偶者として認める施策が進み、2017年、みずほ銀行が初めて家族ペア返済※1(ペアローン)や収入合算※2における配偶者の定義に同性パートナーを含める対応を行ない、2020年には三井住友銀行が同性カップルにも住宅ローンの連帯債務型借入を適用するなどして、同性カップルも共同で協力してお金を出し合って住宅を購入できるようになってきました。
フラット35/住宅金融支援機構 より抜粋
https://www.flat35.com/topics/topics_20221220.html
また、こちらのページでもLGBTQ+の方向けの
住宅取得の基礎知識が詳しく記載されています。
COSMOPOLITAN.COM
ローンや相続は?LGBTQ+が家を買う&建てるときの基礎知識
筆者も同性カップルの友人がいます。
まだ完全に異性カップルと同じ扱いとはいきませんが
徐々に制度が追い付いてきた感はあります。
徐々に制度が追い付いてきた感はあります。
当店では同性カップル、LGBTQ2+の方のご相談も受け付けていますので
お気軽にご相談ください。
(藤原)